
ネイリストになるまで20年以上の歳月
幼少のころから母がいつも私の爪や手肌を「キレイな爪をしているね」「ほんとキレイな手だね」と褒めてくれていたことが、ネイリストを目指そうと思ったきっかけでした。褒められてきた自分の長所を活かしたいという思いがあったのだと思います。
ただ、20代の頃は結婚し、家庭の事情もあってネイリストの夢を諦めざるを得ませんでしたが、40代になり、ようやく色々なことが一段落したのを機に、夢をもう一度追いかけたいという思いになりました。
一人で勝手に決めることもできないので、ネイリストになりたいことを夫に伝えたところ、とても応援してくれ、背中を押されたことが不安だった気持ちが自信に変わったきっかけともなりました。
そして40代にしてネイルスクールに行ってみようという決断をしました。
基礎を支えてくれたスクールでの学び
全くのゼロ知識からのスタートだったので、ネイルスクールに通い続けることさえできるのか不安がありましたが、母にネイリストになろうと思うことを伝えたところ、「とても向いている仕事だから応援するよ!」とそこでもとても温かい言葉をかけてくれたことで頑張ろうと思えました。
ネイルスクールではネイルの基礎から1つ1つ徹底的に教えてもらえたので、その時の土台が今でもとても活きています。
スクールには週に1回、9ヶ月ほど通いましたが、このスクールを選んで本当に良かったと思っています。
スクールに入学したころは、ネイルのどの分野に興味が具体的にある、というのはなく、ネイルの中でも何に興味を持てるようになるのかということが楽しみでした。
その後、スクールで一通り学んだ中で、特に楽しかったのがネイルケアだったので、ネイルケアを仕事にしたいなと漠然とこの頃から考えるようになりました。
爪に何もカラーなどを塗らなくても、ネイルケアだけでもお客様の爪をこんなに変えられるのだと感動を与えことができる、もっとネイルケアを極めて多くの人に喜んでもらいたいという気持ちでした。
転職から研修へ
スクールも終盤にさしかかり、実際にネイルサロンに転職活動となる頃には、もうジェルネイルには興味がなくなっていたので、ネイルケアサロンに絞って探すことにしました。
しかし、いざ探してみたところ、ネイルケアサロンは想像していたよりもずっと少なく、あっても個人サロンばかりで、法人がしっかりと運営しているようなサロンはなく、ある意味、プリナチュールの一択状態でした。
そうは言っても自分に合うサロンかどうかという問題もあるので、プリナチュールのホームページも色々みたところ、ここならしっかりしてそうだし、ネイルケアについてもより深く関わることができそうだ、となり実際に応募してみることしました。
面接の時は本当に緊張し、ガチガチでした(笑)。
ただ、緊張の中でもネイルケアが大好きな気持ちを伝えよう、気持ちを伝えることが一番大切だと思い、ぎこちないながらも必死にその思いを語らせてもらいました。
面接後は自分の気持ちは伝えられたものの不安の方がやはり大きく、ダメだったかも・・と思いました。
不採用になった確率の方が大きいと思っていたので、もう諦めていた部分もありましたので、それだけに、内定をいただいた時は「え?本当に?信じられない・・・」という気持ちでいっぱいでした。
これがプロのネイルケアというものかと驚いた
内定後の技術研修では、プリナチュールのネイルケアというものをとても丁寧に教えていただきましたが、スクールで学んできたネイルケアとは全く違い、実践的なケア、お客様に行うケアというものにとても驚きました。
ネイルスクールではモデルハンドが中心だったので、人の手に触れることさえ新鮮で、感覚も全く違いました。
いま学んでいることが本当にサロンでする仕事なんだと思うと、とても嬉しかったですし、これから先のことを考えるととても楽しい気持ちになっていました。
もちろん分からないことも多々あり、研修にも辛いこともありましたが、それ以上に楽しく、研修を通してもっとネイルケアが好きになれたと思います。
お客様との触れ合い、そして職場の仲間たち
デビューしたての頃は不慣れで、施術をしながら爪や施術の説明を同時にすることが難しく、お客様にご迷惑を度々おかけしてしまったと思います。
しかし、徐々に慣れてきて、施術をしながら説明もできるようになりましたが、説明を熱く語りすぎて時間をオーバーしてしまうことが今でもあるので、それは今後も改善点だと思っています。
また勝手なイメージで、ネイルサロンに来られるお客様は若い方が多いイメージでしたが、実際にはプリナチュールではそうではなく、30代以降の方からご年配までのとても落ち着いた方が多く、接客もとてもやりやすいという特徴がありました。変な話かもしれませんが、お客様も私もリラックスして施術ができているので、とても楽しく施術を行えています。
サロン内では施術時間がオーバーしてしまった時も、片付けや次の準備など、同僚たちがさっとやってくれたりと、サロン内の連携がとても取れているので、同僚とはとても良い関係を築けています。
これから先も良い働き方が継続できるのではないかなと感じています。
休日の過ごし方と今後の目標
休日は夫と一緒に外出することが多いです。よく博多駅周辺で一緒に遊んだりしているのですが、博多駅に休みの日に来ると、つい仕事のことを考えてしまうのは少し困ったものです(笑)
これからの目標としては、ネイルケアを極めることを目指すのはもちろん、フットケアもより勉強したいと思っています。手足ともにできるようになって、お客様に満足していただきたいと思っています。どちらの施術も好きなので、もっともっと勉強していきたいです。
私と同じく夢を諦めかけている人へ
一般的に40代になってからネイリストになる、美容業で働くというのは遅いことですし、難しいことがあると思われがちですが、私はやりたい気持ちと行動力があれば、何歳になっても挑戦すべきだと思います。
もちろん周りの反応も気になるかもしれませんが、自分の気持ちをもっともっと周りに伝えて、応援してもらえるようにぜひ行動をなさってみてください。
私もスタートは遅かったですが、夢を諦めずに頑張ってネイリストになるという夢を叶えたので、みなさんもぜひ頑張ってください!
やりたいことがあるのに、できないと思っている人が多いかもしれませんが、そんなことは決してありません。ぜひ挑戦していきましょう!人生は一度きりなので一緒に頑張りましょう!
その他のスタッフを見る
-
佐々木
証券会社の事務員から転職
-
三浦
個人サロンの経験を活かしたい
-
櫻井
11年間の個人サロンを経ての転職
-
中川
未経験からのネイルケアへの挑戦
-
熊川
認定講師の経験を活かしていきたい
-
伊藤
幼い頃からの夢への挑戦
-
岡部
プリナチュールで働きたかった
-
福元
ストレスの少ない職場環境
-
児島
バイト→正社員→バイト
-
槌谷
美容師からネイリストへ
-
松本
お客様から施術する側へ
-
永松
介護職からネイルケアへの挑戦
-
大野
こんなに感謝される仕事はない
-
植田
一度退職したものの復職
-
加藤
札幌店をオープンするために応募
-
高塩
以前のサロンと違うことばかり
-
吉野
気がつけば最古参メンバー
-
祝迫
ネイルケアが大好きな私には天職
-
野中
一度退職したものの復職へ
-
関
お客様とより向き合いたい
-
大城
16年間の沖縄サロンからの転職
-
菊地
「推しネイル」から始まった夢
-
伊藤
福祉業界の経験を活かして
-
小松
ネイリストになるまで20年
-
宮崎
応募前に施術を体験してみた
-
石井
個人サロンから10年越しの夢へ