
ジェルネイルを辞め愕然とした過去と「手に職」への想い
前職はブライダルジュエリーの販売をしていました。当時は会社の方針もあり、常にジェルネイルをしているのが当たり前でした。
しかし、体調を崩して退職した際、通院のためにジェルネイルをすべて外すことになり、素の爪の状態を見て愕然としたのです。これが、自爪そのもののケアに深く関心を持つようになった最初のきっかけでした。
体調が回復した際、「もう一度しっかりと働きたい」と思いが強くありましたが、当時29~30歳くらいで、ブランクがある状態から再就職することにも少し不安がありました。
そこで一般的な会社に再就職するよりも、何か技術を身につけて「私はこれができます」と言える状態で仕事を探す方がいいのではないかと思い、手に職をつけられるネイリストという仕事に魅力を感じるようになりました。
年齢やブランクへの不安もあったからこそ、確かな技術を身につけて就職活動に臨もうと、職業訓練のネイルスクールで学ぶことを決めました。
スクールで感じた違和感とプリナチュールとの出会い
最初は普通のネイルスクールを探していましたが、スクールによっては学ぶ期間が長かったり、費用もかなりかかったりするので、これから始めるには少しハードルが高いかな、と感じていました。
そんな時、たまたま職業訓練でネイルを学べることを知り、「これは応募するしかない」と思って、すぐに申し込みました。ネイリストを目指すことを家族に話した時も、反対されることはありませんでした。
入校当初は「ネイリスト=ジェルネイルを施す人」というイメージを漠然と持ってスクールに入校しましたが、授業が進むにつれて大きな違和感を抱くようになります。
スクールではネイルケアの授業がすぐに流され、ジェルネイルの技術ばかりが重点的に教えられていました。
「土台となる自爪をきっちりとケアして美しく整えなければ、その上に乗せるジェルも綺麗には映えないし、長く続けられないのではないか」
そう考えるようになった私は、一般的なジェルネイルサロンではなく、ネイルケアに特化したサロンで働きたいと強く願うようになりました。そんな時、ハローワークで出会ったのがプリナチュールの求人でした。 ホームページに書かれた自爪育成への想いやコンセプトを見た瞬間、「これこそが、私の求めていた場所だ!」と運命を感じ、すぐに応募することを決めました。
1社だけにすべての想いを込めた面接
プリナチュールの求人票を見た時、何よりも惹かれたのは福利厚生をはじめとする「会社として社員をしっかりと守ってくれそうな体制」でした。
美容業界やネイルサロンは当たり前のように休憩もないのが普通だとネイルスクールで耳にしていたため、病み上がりの私にとって、安心して長く働けそうな労働環境はとても魅力的に映りました。
スクールからは、他社も含めて同時に5社ほど応募するように勧められていました。しかし、不器用でマルチタスクが苦手な私は、どうしてもプリナチュールに集中したいと考えました。
そこで、他に応募していたジェルサロン4社をすべて辞退し、プリナチュール1社に絞って面接へ挑む決断をしたのです。結果は驚くほどスピーディで、あっという間に内定の連絡をいただきました。
連絡を見た母は思わず涙を流し、ハグをして一緒に喜びました。面接の際に伝えていた「体調への不安」に対しても、社長自らが温かい配慮を文面に添えてくださっており、この会社を選んだ自分の目に狂いはなかったと心から嬉しくなったのを覚えています。
様々な不安を救ってくれたのは先輩たちの温かさ
内定後は、少しでも早く技術を吸収するためにそれまで通っていた職業訓練校も辞め、プリナチュールの研修にすべてを捧げました。サロンの現場に入るのは本当に緊張しましたが、研修担当の先輩をはじめ、店舗のスタッフ全員が温かくサポートしてくれたため、安心して勉強に励むことができたことを覚えています。
デビュー直後は、目安となっている施術時間に間に合うかどうかが最大の不安でした。
もともと性格的に何事も丁寧に行ってしまうため、余計に時間がかかってしまうタイプだったので慣れるまでは毎日が試行錯誤の連続でした。
実際にお客様を担当するプレッシャーで、手汗が垂れるほど緊張した日々は、今となっては良い思い出です。そんな不安でいっぱいの新人の私を、先輩たちは施術中も耳を傾けて見守ってくれ、困った時にはすぐにさりげなく手を差し延べて、後で丁寧なアドバイスをくれました。
何度も通ってくださるお客様と、一緒に喜びを分かち合える瞬間
実際にサロンで働き始めて驚いたのは、お客様が想像以上に「日常のリラックス」を求めて来店されていることでした。
ジェルサロンとは少し異なっている感じで、心地よく目を閉じたり、爪のケア方法について熱心に質問してくださったりする姿がとても印象的でした。
前職のジュエリー販売では、一生に一度のブライダルリングなどを購入される方が多く、同じお客様が何度も定期的にお越しになって接客する機会は基本的にありませんでした。勤務時は常に黒いスーツにヒールという少し緊張感のある接客でした。
しかしプリナチュールでは、定期的に通ってくださるリピーターのお客様が大変多く、80%くらいの方が再訪問のお客様です。 そのようなリピーター様からご指名をいただけたり、回数を重ねるごとに「ささくれが良くなったよ」と一緒に爪の変化を喜び合えたりするのがとても嬉しいです。
お客様一人ひとりに合わせる「生もの」のような接客
ブライダルジュエリーの販売とネイルケアは、大きく見るとどちらも接客業ですが、仕事の内容は大きく違います。
ジュエリー販売では、何十種類もある商品の特徴を覚え、お客様に合ったものを提案していきます。一方でネイルケアは、同じお客様でも今日と来月では爪の状態が違います。
つまり、毎回同じ答えがあるわけではありません。
その日の爪の状態を見て、今何が必要なのかを考え、お客様に合ったケアを提案する必要があります。
私はこれを、ある意味で「生もの」のような接客だと感じています。
なぜなら一般的な正しいネイルケア方法をすべて伝えればいいわけでもありません。
例えば、お客様の生活習慣や性格によっては、「全部してください」と言われると負担になってしまうことも多々あります。
そんな時は、
「まずはこれだけはやられてみませんか」
とご提案し、お客様が無理なく続けられる方法を提案することを心がけています。
知識を伝えるだけではなく、お客様の気持ちや生活に合わせて寄り添うことがとても大切な仕事だと思っています。
その結果として、単なる会社の歯車としてではなく、自分自身の技術や知識でお客様の悩みに深く寄り添い、喜びをダイレクトに共有できる毎日に大きなやりがいを感じていますし、それがこの仕事の醍醐味ではないかなと思っています。
人間関係のストレスから解放され、技術向上に100%集中できる場所
この職場の一番の魅力は、人間関係の摩擦やストレスが一切ないことではないでしょうか。個人主義で他人に無関心なサロンも多いと聞きますが、ここでは先輩たちが常にお互いを助け合っています。新人の私に対しても、気をつけるべき点は優しくアドバイスしてくれた上で、必ずその後に温かいフォローをしてくれます。
私は人の目や周囲の評価を気にしてうじうじしてしまいがちな性格ですが、これほど温かい環境だからこそ、余計な心配をすることなく、自分のやるべき仕事や技術の向上に100%集中できているのだと感じています。
現在の目標は、お客様との会話を楽しみながら、時間内に確実にすべてのネイルケアとアドバイスを収められるようになることです。お客様の手を拝見すると「もっとこうしてあげたい」と伝えたいことがたくさん溢れてくるのですが、まだ伝えることに必死になると時間をオーバーしそうになってしまいます。
何も考えなくても体が自然と動くくらいに技術を磨き上げ、余裕を持ってお一人お一人に最適な提案を届けられるよう、これからも日々修行を重ねていきます。
未経験でも「一人で頑張らなければ」と思わなくて大丈夫
未経験の業界に飛び込むのは確かに多くの努力と勇気が必要だと思います。ですが、「一人で寂しく頑張る」なんて心配は全く必要ないと思います。
ここには、学ぶ姿勢と向上心さえあれば、全員が全力でサポートしてくれる温かい仲間が揃っていると言い切れます。
頑張ろうとしても頑張れない、といった環境面での不安は一切忘れて、ぜひ安心して一歩を踏み出してください。みんなで一緒に頑張りましょう!
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