
プロのネイリストとして自分はどうあるべきか
プリナチュールで働く前は、4年ほど一般的なジェルネイルやアクリルを取り扱うネイルサロンで働き、ここでの勤務中に認定講師の資格も取得しました。
ただ残念なことに、そのサロンでの予約はあまり多くなく、空き時間も多かったことが私にとってはしんどい。。と感じることも多い毎日でした。
1日の来店者数が0人や1人という日もあり、平日が閑散としているかと思えば、逆に土日は終日満席の日もあり、なかなかモチベーションを一定に保つことが難しい状況でもありました。
私としてはもっと安定した数の施術を行いたい、暇より忙しい方がいい、という思いでしたので、もう少し忙しいサロンの方が自分には合っているのかもと感じていました。
また、お客様の爪を綺麗にする仕事のはずなのにどんどんとお客様の爪が弱り、薄くなってしまう事に心苦しく思うこともよくあり、プロのネイリストとして働く自分にとって、ネイリストという働き方をこの先どうしていけばいいのかよく考えることが当時は多くなりました。
考えれば考えるほど「お客様の本来の爪である自爪を美しくすることで、心から喜んでもらいたい」という思いが何度も頭に浮かび、自爪を綺麗に美しくする施術こそが自分の求めるネイリスト像ではないだろうか、とネイルケアへの興味が一気に湧いていくこととなりました。
退職から応募するまで1年
その後、コロナ禍となりサロンを退職することになったのですが、その前後くらいにネイルケアに特化した自爪サロンのプリナチュールというサロンがあることを知りました。
じっくりとホームページを見てみると、プリナチュールが目指している「ネイルケアを文化にする」という言葉に非常に共感を感じたことや、各店舗の予約状況から人気サロンなんだ、ここならもっと施術ができるかもしれない!と感じ興味がどんどんと湧いてきていました。
すぐに応募してみようとは思ったのですが、ネイルサロンを退職した際はちょうどコロナ禍の真っ最中でもあり、緊急事態宣言から厳しい外出制限や行動制限がかけられていた時期でもありましたので、このまま本当にネイリストとして仕事を続けるのか、それとも思い切って他の業界に転職した方がいいのかをかなり悩みました。
結局コロナ禍の真っ最中ということの影響も大きく、最後の踏ん切りの気持ちがつくまで1年ほどかかりましたが思い切って決心し、正社員求人に応募してみることにしました。
応募したものの不合格だと思った
ただ勢いよく応募したものの、当時プリナチュールの大阪店舗では正社員募集を行っておらず、それを見落として応募してしまったことに会社からの返信メールで気づきました。
今は正社員募集を行っていないこと、アルバイト採用からでも問題ないなら面接可能ですがどうしますか?という内容だったので、正直なところ、あーこれはやらかしてしまった。。落ちてしまった。。と思ったことを覚えています(笑)
募集要項を見落としての応募だったので会社からの心象は良くないだろうな。。と思いつつ面接に行き、いつも以上に緊張したことをよく覚えていますが、意外なほど和やかな雰囲気の面接だったので安心したのが救いだったことをよく覚えていますし、圧迫感なく面接が進んだおかげで本来の自分も出せました。
ただそうは言いましても、面接結果は不合格だろうなと直感的に感じていましたので、これから何をしようかと面接後に考えていましたので、内定をもらったときはとても驚き、ほっとしたことを覚えています。
社員になったいま、これから先の目標
当初はアルバイトで入社しましたが、その後に社員枠が増えたこともあり正社員となり今に至っていますが、入社前からネイルケアがネイルの基本という考えを持っていますので、様々な知識が増え、技術も入社当時から大きく向上していることには自信を持てています。
そして、その自信を持って施術できていることが、お客様からの施術料金として評価されているのとで、今も楽しく働けています。

また、プリナチュールはお休みが取りやすいサロンですので、お休みの日や有休を取得し、USJや演劇に行ったり、リアル謎解きに行くなどプライベートも充実できているのも嬉しい点です。
リアル謎解きは、初めて会う人同士で協力することも多かったり、必要だったりしますので、場を乱さずに、いかにホウレンソウを大事にして前に進むことができるかという点で仕事にも役立っているかもしれません(笑)
これからも仕事とプライベートをともに充実しながら長く働くことができたらと考えています。
認定講師の経験や知識も活かすことが私の役割
前サロン時に取得した認定講師の資格や経験、知識をこれから入社してくる方々に還元することも私の大切な仕事だと最近は考えています。
よく認定講師は怖いと思われがちですが、そんなことは決してなく、温かい気持ちを持って1つ1つ丁寧に教えることを私はとても大切にしています。
やはりそれは、自分自身のデビュー当時の右も左も分からない頃を思い出すと、そうすべきだと感じますし、傲慢にならずに指導にあたることで、より私の知識と経験を伝えられやすくなると思っています。
指導する際には、理論や理屈ではなく、こうすればやりやすいのではないだろうか、その人のクセからよりやりやすい方法を教えるのが得意なので、技術面で不安ある方は私を頼ってもらえたらと思いますし、何でも解決できる自信が今はあります。
ネイル業界未経験者であっても勇気をだして応募してきて欲しいと思っていますし、現状に甘んじず、自分の技術や知識を更新して、より満足してお客様にその力を発揮と継続してご提供していける力を身につけて欲しいと思っています。
プリナチュールに入社して終わりではなくスタートに立っただけなので、その後の成長を伸ばせるようにしっかりとサポートしていくことが私含めた先に入社した人たちの役割です。
ぜひ私たち先輩ネイリストを頼ってもらえたらと思います。
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